公安（警察）の忘年会

任期がある駐在員さんたちと違って、ベトナムにどっぷりと腰をおろしている私のような外国人は、地域社会とのおつきあいがついてまわります。
昨日は、近所の警察署の忘年会によばれて、家族で出席しました。
ベトナムは旧正月を祝うので、この時期でも忘年会です。

警察署のパーティーによばれるのは、忘年会だけじゃなく、年に数回あります。
誰かの昇進祝いだとか、送別会だとか、様々です。

警察署のパーティは、警察署の建物の中で催されます。
警察署の中にはキッチンがあり、そこで料理の準備をして、取調室とか留置場とかの横の会議室のようなところにテーブルを並べて準備されます。
パーティーの出席者は、全署員さんと人民委員会（日本でいうと市役所とか役場）の役人さんと我々のような近所の普通の人たちです。
ちなみに、同じ公務員でも、ベトナム人民軍の軍人さんたちが出席しているところは見たことがありません。

日本人の私にとって一番だるいのは、何回も何回も乾杯をさせらることです。
アルコールはビールだけです。
おつきあいですから、乾杯を断ることはできません。
乾杯の度に「コップ全部を飲め」と言われて、酒に弱い私は、毎回酔いつぶれてしまいます。

日本と違ってベトナムの警察は民事にも介入でき、いろいろな意味で庶民の生活に密接に結びついていますので、このようなお付き合いは大切なものなのです。

以下はパーティの様子です。
差支えがあるかもしれませんので、顔にはモザイクをかけました。

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