ベトナム、ホーチミン市。深刻な電力不足。

ホーチミン市の電力は国営の電力会社によって供給されていますが、最近の頻繁な停電事情に対し、各家庭に謝罪文の配布を始めました。
謝罪文の原文は下記の通りです。ちなみに、国営企業からこのような謝罪文がきたのは長いベトナム生活で初めてです。
「頻繁な停電によりご迷惑をおかけして申し訳ありません。」というような内容です。

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最近の停電はほんとうにひどいです。
週２日、早朝から夕刻まで停電することもまれではなくなりました。土日と停電日を合わせると、実働３日という週もあります。
製造業の生産計画は狂いっぱなしです。

ホーチミン市、およびホーチミン市近郊の工業団地内の工場は、電力を節約しないと電力供給をストップすると電力会社から脅されています。
ビンズオン省のある政府系工業団地では「各工場２０％の節電」を強制されています。

今の時期は、停電になると、事務所に座っているだけでサウナのように汗をかきます。これが一番つらいです。
こんな時には、ただなんとなく耐えるしかなく、早く原発をどんどん作ってほしいと恨めしくなります。
ホーチミン市だけでも１日あたり500万キロワット時の電力が不足しているそうです。